なぜマジシャンは指を鳴らすのか

今回はマジックのことをみなさんにシェアしようと思います。

みなさん、テレビのカードマジックなどでマジシャンが指を鳴らすのを見たことがあると思います。

マジシャンが指を鳴らした後、ポケットからサインしたカードが出てきたり、真ん中に入れたカードが一番上に上がってきたり、とても不思議で楽しいですよね。

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今回はなぜ「マジシャンが指を鳴らすのか」

に対する私の考えをシェアします。

※マジックを見るのが好きで、楽しみたいので裏側を知りたくない〜って方はOMEME-Blogの、他の記事へ移動してください。笑

指を鳴らした後にカードがポケットから出てくるように、すべてではないですがマジックには流れがあります。

言い換えると

「指を鳴らす」→「アクション」

「カードが現れる」→「現象」

この「アクション」の後に「現象」が起こることが人が驚くポイントになっています。

マジックはこれをどうするとどうなるのか、が明確でないといけません。

見る人がこれから何が起こってどこで現象が起こるのか、誘導し、予想させる作業をします。

例えば

マジシャンが無言でカードを一枚見せてきて、いきなりカードをどこかへ投げ、そのあとに投げたはずのカードが口から出てきても、あなたはたぶん「え、なになに」と状況理解に苦しむだけでしょう。

ですが、マジシャンがカードを一枚見せ、「今からこのカードを丸めて遠くへ投げます」と言い、

投げた後に「投げたカードは指を鳴らすと私の口から出てきます」と言って口からカードが出てくる。

後者のマジシャンの方が読んでいる文章でもどんなマジックか想像できたのではないでしょうか。しっかり説明することによって、相手に状況、流れを理解させ、あとは驚くだけという状況に誘導することが大切なんです。

私の説明が下手で理解できなかった人がいるかもしれないので、似た例を出します。

友達に誕生日サプライズをする時、プレゼントは包装されていると思います。友達は包装されたプレゼントを見て喜び、次にあとは「中身を空けて驚くだけ」という状態になります。

もし、これがむき出しのプレゼントなら「あぁあありがとう！！」と

プレゼントを渡されたこと＋プレゼントの中身が混ざってしまうため、驚きが半減するのです。

指を鳴らすことは「現象」がこれから起きることを表し、無意識に認識・準備させます。日常でも工夫してこの原理を様々なところに使えると思います。

ほぇ～と思っていただければ、幸いです。

読んでいただきありがとうございました！！

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